眠れない女性におすすめ~睡眠の質を高める方法

眠れない女性におすすめ~睡眠の質を高める方法

眠れない女性にとって寝室はストレスの場所にすぎません。そこで今回は、睡眠の質を高めるおすすめの方法をご紹介します。

新しい研究によると、睡眠の質には男女差があり、男性に比べ、女性の方が不眠に悩まさがちという結果が出ています。

不眠は、ストレスを受けた時に分泌されるストレスホルモンの コルチゾールが大きく影響しており、この分泌が過剰になると睡眠の質が低下し、不眠を引き起こすと言われています。十分に睡眠時間を取ることが出来ないと、「気分が落ち込む」「集中力が続かない」「やる気がでない」など、私たちが過ごす日常生活に悪影響を及ぼします。

睡眠の質の男女差とは

ある睡眠についての調査によると、起きているときに疲れていると答えた女性は 61% 、男性は 49% でした。また、すぐ眠れないと答えた女性は 50%と半分を占めるのに対し、男性は 38% です。では、なぜ男女間に睡眠の質の差があるのでしょうか?

女性が男性に比べて睡眠のストレスを受けやすい理由はいくつかあります。

1つ目に、在宅勤務の多くの女性が寝室を仕事場にしているそうです。住宅事情もありますが、リラックスして作業ができるという理由で寝室から出ることが出来ないのです。

また2つ目に、女性には、中年以降、更年期と呼ばれる時期が訪れます。この時期になると自律神経のバランスが乱れ、体温調節ができず夜中に汗をかいて眠れないという症状が出る場合があるのです。

女性の大きな負担について・更年期、ライフスタイルの変化

男性の育休制度など、少しづつ男性の家事への協力について社会が変化してきていますが、やはり、まだ家事の多くを女性が担っています。その為、日々の生活で子供の世話や両親の介護などの家事を行う女性にとって、自由に過ごせるプライベートな時間は限られてしまい、睡眠時間をはじめリラックスできる時間は短くなってしまいます。

また、私たちの体温は24時間の中で変動しており、就寝時に最も低くなります。その為、寝る前に深部体温を下げることが大切になります。その一方で、寝る前のパートナーとの親密な関係が睡眠の質を高めるという結果も出ています。しかし、これは女性にとって体温を上げる行為であるため、不眠で悩む女性にとってはストレスの原因の一つとなってしまいます。ある調査によると、眠れない女性の多くがパートナーとの関係に問題を抱えていると答えているようです。

 

 

睡眠の質を高めるおすすめの方法

寝る前の時間は、心拍数、深部体温、およびコルチゾールレベルを下げるためにとても重要な時間です。私たちは、寝る前のライフスタイルを少し工夫するだけで、睡眠の質を高めることができます。

まず、仕事は寝室以外ですることをおすすめします。そうすることで、オンオフの切り替えがしっかりとでき、寝室でリラックスすることができます。これが難しい方は、寝る前の少なくとも 1 時間前に作業を終わらせ、仕事道具を寝室の外に移動させましょう。

また、眠るための準備を整えることも大切です。

就寝の1時間前を目安にお風呂に入ったり、温かい飲み物を飲んだりして身体を温めると良いでしょう。一度体温を上昇させることで熱が放出されやすい身体になり、そこから深部体温が下がっていくことで、徐々に眠気を引き起こします。温まった後は、本を読むなどして静かに身体を休ませましょう。

または、OTO CBD オイルを摂取することもおすすめ。CBD オイルとは、CBD(カンナビジオール)という主成分が配合されたオイルで、ストレスホルモンのコルチゾールを分解して、自律神経のバランスを整え、リラックス効果をもたらすと言われています。

その他、最近話題となっている睡眠導入アプリを試してみるのもおすすめです。心をリラックスさせる動画や瞑想をサポートするアプリなど、自分が落ち着くものを探してみましょう。

そして、眠るための環境を整えることも重要になります。

しっかりとカーテンを閉めて、照明を落とすことは睡眠の質を高める手助けになります。

部屋を暗くすることで睡眠ホルモンのメラトニンがより分泌され、眠気が強くなるのです。

また、寝る前に誰かが大音量でテレビを見ているなど、周りの家族が眠れない原因となる場合はそのストレスを溜めたままにせず、正直に相手に気持ちを伝えて話し合いましょう

パートナーがいびきをかく場合は寝室を別にしたり、毛布が取られてしまう場合は個々の毛布で寝たりなどよく眠れるための解決策を探しましょう。

そして最後に、夜中に目が覚めてしまっても慌てないことが大切です。眠れないと、つい翌日の心配をして無理に寝ようとします。そうすると、逆に眠れずにイライラしてしまい目が覚めてしまうという悪循環が生じます。途中で目が覚めてしまっても、できるだけ心を落ち着かせ、しばらく起きておくことをおすすめします。昔読んだことがある本を読んでみたり、ラベンダーのアロマを焚いてみたり、リラックスヨガや優しいセルフマッサージをしてみても良いでしょう。

自分にあったリラックス方法で眠気が来るのをゆっくり気長に待ちましょう。

 

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